2012.07.23 【NEWS】特定非営利活動法人フェア・プラス設立記念フォーラム開催のお知らせ
「見て、聞いて、話してつながる☆FAIR+設立記念フォーラム」
~セクターと分野の壁を乗り越え未来を創る!縦×横コラボレーション~
■フォーラムの日時・場所
開催日時:2012年9月16日(日)会場:12:15、開会:12:30、終了:16:30
会場:東山いきいき市民活動センター 集会室
定員:100名
■NPO法人フェア・プラスとは
・ フェア・プラスは、障害のある人たちや途上国の貧しい人たちの自立促進のため、関係する個人・団体が思いを共有するとともに、事業を協働することにより経済的な循環を実現していくことが不可欠と考え、2012年6月に設立されました。
・ フェア・プラスは、これを推進するために、分野の壁を乗り越えて幅広い市民団体が連携し、またセクターを越えて行政、企業、大学との連携を図り、活動しています。
・ フェア・プラスは、デザイナーなどの専門家の協力を得て、当事者の人たちが、各々の強みを生かして、市場で認められる製品作りを行い、働きがいのある仕事を作り出すことに取り組んでいます。
■ フォーラムの概要
【コーヒータイム】(12:30 – 12:45)
フェア・プラスの東ティモールオーガニックコーヒーと洋菓子を楽しみながら、フェア・プラスの活動紹介スライドをご覧いただきます。
【第1部 フォーラム】(12:45 – 14:45)
新たな価値を創造する縦と横のコラボレーションとは?
開会挨拶:NPO法人フェア・プラス 理事長 新開 純也(元 (株)タカラブネ社長)
基調講演:龍谷大学政策学部教授 富野 暉一郎 (元 逗子市長)
テーマ:フェア(公正)で力強い社会を実現するために
パネルディスカッション
テーマ:実効性のある協働(マルチパートナーシップ)のあり方とは
(パネラー)京都造形芸術大学こども芸術学科 学科長教授 水野 哲雄
(パネラー)NPO法人京都ほっとはあとセンター 事務局次長 生田 一朗
(パネラー)NPO法人関西NGO協議会 事務局長 奥谷 充代
(コーディネーター) NPO法人フェア・プラス 常務理事・事務局長 河西 実
京都造形芸術大学との協働によるアバカ・フェアトレード商品開発プロジェクト:
京都造形芸術大学のプロジェクトに参画する学生たち
祝辞:(株)カスタネット 代表取締役社長 植木 力
【第2部 交流会】(15:00 – 16:30)
セクターや分野を越えた交流から、あなたにとっての『+』を見つけましょう☆
(ケータリングによる立食パーティー(ノン・アルコール))
乾杯:NPO法人フェア・プラス 常務理事・事務局長 河西 実
プレゼンテーション「1 Café X 1 Farmer」:Social Kitchen
スライドショー「東チモール・コーヒーの村」:NPO法人JIPPO
合唱「この街に生きて」他1曲:(社福)亀岡福祉会 第三かめおか作業所
※フェアトレード商品、作業所製品、およびオーガニック野菜の販売(同時開催)
■ 参加費
第1部のみ:500円(フェア・プラスの洋菓子、コーヒーの提供を含む)
第1部、第2部とも:2,000円(学生 1,000円)
■ 登壇者プロフィール
龍谷大学政策学部教授/一般財団法人地域公共人材開発機構専務理事・事務局長
富野 暉一郎
東京大学大学院理学研究科博士課程中退(天文学)。(株)ヘリオス代表取締役社長、神奈川県逗子市長、島根大学法学部教授を経て、現在、龍谷大学政策学部教授(地方自治論)。自治行政や市民運動と大学との連携による地域人材の育成の為、研修・講演・大学改革など多面的な活動を進めている。
学校法人瓜生山学園 京都造形芸術大学こども芸術学科 学科長教授 水野 哲雄
京都工芸繊維大学大学院視覚意匠工芸を学ぶ。<意に匠なひと>になることが目標。京都芸術短期大学ビジュアルデザインコース専任。映像コース、情報デザイン学科で教鞭。美術教育に目覚め、美術の先生、小中高生、保育士さんらと共に希望を語ることに。 <あそび>と<まなび>を<び>で繋げることで<ひと>が育つ場を創造中!
特定非営利活動法人京都ほっとはあとセンター 事務局次長 生田 一朗
同志社大学卒業。知的障害者通所授産施設、社会福祉協議会を経て、京都ほっとはあとセンター事務局次長に至る。現在、NPO法人きょうと福祉ネットワーク一期一会代表、NPO法人スウィング理事、NPO法人フォーラムひこばえ監事、京都農福連携協議会代表などを務める。
特定非営利活動法人関西NGO協議会 事務局長 奥谷 充代
大学卒業後、民間企業、緊急救援・国際医療保健NGOを経て、2009年8月より(特活)関西NGO協議会に勤務。2011年6月、理事・事務局長に就任。これまで主に広報・ファンドレイジングを担当し、また、企業とNGO双方の勤務経験を活かした協働プロジェクトのコーディネートやアドバイスも行っている。
株式会社カスタネット 代表取締役社長・社会貢献室長 植木 力
京都府宮津市生まれ。高校卒業後、航空自衛隊に入隊。大日本スクリーン製造㈱に転職。2001年社内ベンチャー制度によりオフィス用品販売会社㈱カスタネットを創業。ベンチャー企業としては、日本初の社会貢献室長となり、カンボジアに小学校寄贈、町家の開放など、ビジネスと社会貢献が融合する姿(ソーシャルビジネス)を追い求めている。
■ 参加団体活動紹介
Social Kitchen
21世紀型公民館として機能することを目指しています。多様な背景を持つ人たちが、集まり、会話し、議論し、学び、実践する場になればと考えています。Social Kitchenの1階のカフェでは、おいしいを第一に求めながら同時に食環境をよくしていくために、生産者と共に循環的な飲食店になっていく取り組み「1Cafe×1Famer」を積極的に実践しています。
特定非営利活動法人JIPPO
仏教の理念に則り「平和構築」「貧困問題」「環境問題」「災害救援・復興」を4つの柱に、国際協力活動等を行っているNPOです。事業の一つであるフェアトレードは、スリランカの紅茶や東ティモールのコーヒーの農民を支援。スタディツアーなどと合せ、生産者と日本の消費者が交流を深めることを大切にしています。
社会福祉法人亀岡福祉会 第三かめおか作業所
障害のある人が一人の市民として地域社会で働くことを通して「自分らしい生き方を見つける」ことを支える事業所です。洋菓子グループは、地元の新鮮な卵を使ったケーキやクッキー作りに加え、プロのパティシェの手ほどきを受け、販路も広がってきました。「おいしい」とたくさんの人に喜んでいただける製品づくりをめざし励んでいます。
【京都造形芸術大学との協働によるアバカ・フェアトレード商品開発プロジェクト】
NPO法人フェア・プラスは、学校法人瓜生山学園 京都造形芸術大学と協働して、今年度学生の自由な発想を生かし、フィリピンの天然素材アバカを使用した工芸品等のデザイン開発に取り組んでいる。開発された商品は、フィリピンの貧しい人たちと日本の障がいのある人たちが分担して生産することにより、当事者の人たちのやりがいと収入のある仕事つくりを目指す。